INTRODUCTION

過去に起こした1度の過ちを悔い、今は更生して新たな人生を模索する青年の目の前に、10年の刑期を終えた兄が現れた。今度こそ更生すると誓う兄だったが、それは危険な道へ疾走する言葉のまやかしだった。やがて弟は兄と刑務所仲間が仕掛ける銀行強盗に巻き込まれていく・・・

実話の銀行強盗事件をもとに1959年にスティーブ・マックイーン主演で製作された『セントルイス銀行強盗』を現代に置き換え、『戦場のピアニスト』でアカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得したエイドリアン・ブロディ、そして『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でアナキン・スカイウォーカーを演じて注目を浴びたヘイデン・クリステンセンが兄弟を演じ、スリリングなクライム・サスペンス・アクションとして生まれ変わったのが、本作『クライム・スピード』である。

アカデミー賞俳優でありながら、最近ではアクションからラブストーリーまでいろんな役を演じているエイドリアン・ブロディの子悪党ぶりや、過去の過ちを悔やみながら生きるナイーブな青年を演じるヘイデン・クリステンセンの演技とともに、クライマックスの銀行強盗が予想外のトラブルによって最悪の状況に追い込まれ、兄弟の絆が試される驚愕の結末も見ものである。

共演は、『ワイルド・スピード』シリーズでミア役を演じているジョーダナ・ブリュースターや、『セントアイアンの奇跡』のトリー・キトルズ、R&Bミュージックのカリスマ・アーティストであるアリウネ“エイコン”チアム、元アメリカ海兵隊員出身の俳優アーロン・ウィリアムソンなどが脇を固めている。監督を手がけたのは、アルメニア出身でロシア映画でヒット作を何度も生み出し、本作品でハリウッド監督デビューを飾った若干31歳の若手監督サリク・アンドレアシアンが手掛けている。

STORY

爆弾製造の犯罪を犯し、半年を服役したのちに、自動車販売店の整備工として新しい人生を歩もうとしているジェームズ(ヘイデン・クリステンセン)は、独立して自分の店を持とうとしていたが、過去の犯罪歴のためか銀行から融資が下りず、落胆していた。そんな時に、元恋人のエミリー(ジョーダナ・ブリュースター)が車の修理のために店にやってきた。久々の再会はぎこちないものだったが、彼女の家に修理に行き、久々の会話が二人を昔のような気持ちを甦らせ、ヨリを戻す。

ある日、彼の目の前に、犯罪で10年の服役を終えた兄のフランキー(エイドリアン・ブロディ)が現れた。これまで犯罪者として歩んできた兄と関わりたくなかったジェームズだったが、仲間と不動産の仕事をするからという言葉を信じ、ジェームズのパートナーとなるレイ(トリー・キトルズ)とシュガー(アリウネ“エイコン”チアム)に会う。ジェームズの車である場所に行き、3人を待っていると銃声が鳴り響き、あわてて戻ってきた3人を乗せて車を発進させると、そこにパトカーがやってくる。なんとか振り切って逃げたものの自分の車を目撃されたために、車を処分するしかなかった。

まんまと騙されたジェームズは、フランキーが仲間たちと銀行強盗を計画していることを知り、逃れようとするが、彼のドライブテクニックが欲しい一味は、エミリーに危害が及ぶことを示唆し、ドライバーとしてターゲットの銀行へ向かう。

綿密に計画された強盗は成功したかにみえた。だが、早く警察が到着したことで彼らは絶体絶命のピンチを迎えてしまう。兄弟二人が脱出するために考えた最後の切り札とは・・・

CAST

1981年4月19日、カナダ・バンクーバー生まれ。7歳の時にスカウトされ、13歳からテレビドラマに出演し、。94年『マウス・オブ・マッドネス』で映画デビュー。その後、『海辺の家』(01)でナショナル・ボード・オブ・レビューの若手俳優賞やゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされ、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(02)で成人したアナキン・スカイウォーカーに抜擢される。近年では俳優以外に製作者としても活躍している。主な出演作に、『ニュースの天才』(03)、『ファクトリー・ガール』(06)、『アウェイク』(07)、『ジャンパー』(08)、『ニューヨーク、アイラブユー』(09)、『テイカーズ』(10)、『リセット』(11)がある。

1973年4月14日、アメリカ・ニューヨーク生まれ。86年にテレビ映画デビューし、その後、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『わが街 セントルイス』(93)で注目される。そして『レストラン』(98)でインディペンデント・スピリット賞にノミネートされ、『戦場のピアニスト』(02)で史上最年少でアカデミー賞R主演男優賞に輝くという栄誉を成し遂げ、全米映画批評家協会賞を受賞するなど、世界的に注目を浴びる。09年『ジャーロ』で製作に名を連ねて以来、プロデューサーとしても活躍している。主な出演作に、『シン・レッド・ライン』(98)、『サマー・オブ・サム』(99)、ケン・ローチ監督の『ブレッド&ローズ』(00)、 『ヴィレッジ』(04)、『キング・コング』(05)、『ダージリン 急行』(07)、『ミッドナイト・イン・パリ』(11)、『サード・パーソン』(13)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)などがある。

1980年4月26日、パナマ生まれ。10歳の時にアメリカ・ニューヨークに移り、ティーンエイジャーの頃からテレビドラマに出演するようになる。98年『パラサイト』で映画デビュー。米男性誌マキシムがセクシーな女性100人を選ぶ恒例企画「Hot100」に3年連続(合計5回)で選出され、11年は11位にランクインした。06年に主演した『テキサス・チェーンソー ビギニング』のプロデューサーと結婚した。主な出演作に、『姉のいた夏、いない夏。』(01)、『ワイルドスピード』 (01)、『恋のミニスカウエポン』(04)、『アナポリス 青春の誓い』(06)、『ワイルド・スピードMAX』(09)、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(11)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)がある。

1975年、アメリカ・フロリダ生まれ。幼少期から映画好きで、TVコメディ番組「Kenan and Kel」のエキストラを経験し、ジョエル・シューメイカー監督に見い出され、『タイガー・ランド』(00)で映画デビューを果たす。その後、スパイク・リー監督作品『セントアンナの奇跡』(08)で注目を浴び、映画、ドラマ、舞台、多方面でさまざまな活躍を続ける。主な映画出演作に、『フォンブース』(02)、『ファイティング×ガール』(04)、『パパラッチ』(04)、『セントアンナの奇跡』(08)、『NEXT-ネクスト-』(08)、『パーフェクト・ゲッタウェイ』(09)、『ソウルガールズ』(12)、『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13)などがある。

1973年4月16日セネガル・サンルイ生まれ。7歳の時にアメリカ・ニュージャージー州に移る。父がジャズパーカニストだったことから影響を受け、子供の頃から音楽に目覚める。03年にレコード会社と契約し、04年に エイコンとして全米デビューを果たし、デビューアルバム「トラブル」は100万枚以上を売り上げ、07年、08年の2年連続グラミー賞にノミネートされ、07年にはワールド・ミュージック・アワードで3部門受賞。その後もアーティスト、音楽プロデューサーとして活躍。21世紀におけるもっとも成功したR&B歌手の一人と言われている。映画は『BLACK NOVEMBER』(12)に製作総指揮兼出演している。

STAFF

1984年8月24日アルメニア出身。09年にロシア映画『LOPUHI』で監督デビューを果たし、その後、『MAMY』(12)、『CHTO TVORYAT MUZHCHINY』(13)等、製作兼監督として数々のヒット作を飛ばす。その実績を買われ、『クライム・スピード』でハリウッド監督デビューを飾った。今後もロシアのみならず、ハリウッドでも大きな期待をされている映画作家である。

NEWS

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原題:AMERICAN HEIST/2014年/アメリカ/94分/カラー/シネスコ/5.1chステレオ/R15

提供:日活/配給:東京テアトル、日活

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